広島 瀬戸内がサヨナラ勝ちで１２年ぶり４強！エース・大町がセンバツ８強の広島商を完封「点を取られたら負け」途中出場の芝花がサヨナラ打
「高校野球広島大会・準々決勝、瀬戸内１－０広島商」（２０日、電光石火きんさいスタジアム三次）
瀬戸内が今春センバツでベスト８入りした広島商にサヨナラ勝ち。優勝した１３年以来、１２年ぶりのベスト４に進出した。
両軍無得点の九回。先頭の西川剛史外野手（２年）が相手の失策で出塁。その後、１死一、三塁から途中出場の芝花歩内野手（２年）が広島商の先発・大宗（３年）からサヨナラの中前適時打を放ち、試合を決めた。
先発のエース・大町悠人投手（３年）が９回４安打、４奪三振で完封。４四死球を与えるも、１４０キロ前半の直球を軸に要所を締める投球でスコアボードに０を刻んだ。１２８球の熱投を振り返り、「点を取られたら負けだと思っていた。腕が壊れてもいいと思って投げました。自分のピッチングができてよかった」と汗を拭った。
チームを率いるカープＯＢ・永田利則監督（６３）は「よくやってくれました。力は広島商の方が上ですから。選手は１試合ずつ成長してくれている。ここからも全員が一丸となって戦っていきます」と力を込めた。
