ロッテ・吉井監督、5失点の鈴木の降格示唆「ちょっと調整してもらう」九回送りバント失敗の宮崎には「しっかりやっていかないと強いチームになっていかない」リーグ最速50敗、借金最大19

 「ロッテ3-8オリックス」(18日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが延長の末に敗れて引き分けを挟んで3連敗でリーグ最速で50敗となった。借金は今季ワーストの19まで膨らんだ。

 延長十回、5番手・鈴木が無死満塁のピンチを招き、頓宮の犠飛で決勝点を献上。さらに中川、若月に長打を浴びるなど5失点。試合は決まった。

 吉井監督は鈴木について「今年ずっと入りがうまくいかなくって、今日もそうだったんですけど、ここ何回か続いてるので、1回ちょっと(2軍で)調整してもらおうかなっていう風に考えてます」と降格を示唆した。

 先発の田中晴は6回3失点で勝敗はつかず。ただ、味方が逆転した直後に再逆転を許す内容だった。吉井監督は「調子悪かったですね。下位打線を簡単に出しちゃったら、上位に回ってくると、きつくなる。点取ってもらった後、下位から始まってるんで、しっかり抑えていかないと勝てるピッチャーにならない。そういうのも含めてしっかり練習してもらいます」と話した。

 打線は左投手の宮城に対して3番から8番まで左打者を並べるオーダー。四回には藤原、寺地の安打で好機を作り、高部が一時は逆転となる2点適時打。六回には藤原、寺地の安打から、安田が適時打を放つなどこの日の8安打は全て左打者が放った。

 吉井監督は「(宮城には)右バッターが打っているっていうデータが出てるんですけども、マリーンズに限って言えば左の方が打っていたんで、その左バッターたちがしっかり打ってくれて、宮城に対してはいい攻撃をしてくれたと思います」と明かした。

 ただ、同点の九回、無死一塁で宮崎が送りバント失敗。得点圏に送れなかった。これには「ああいうところをしっかりやっていかないと、強いチームになっていかない。バントは簡単なように見えるけど難しい。そこもしっかり練習して、ああいう緊張した場面でも1発で決められるようにやっていきます」と話した。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス