ヤクルト 執念で連敗止めた!村上ら主力不在もチーム一丸 高津監督「つないで泥くさくコツコツと1点ずつ取った結果」
「ヤクルト3-2巨人」(17日、神宮球場)
ヤクルトは意地と執念がぎっしり詰まっていた。巨人に競り勝ち、連敗ストップ。高津監督は「つないで泥くさくコツコツと1点ずつ取った結果かなと思う」とナインをたたえた。
“泥くさい”攻撃は、同点の八回に凝縮されていた。大勢に対して無死一塁から古賀が送りバントを決め、続く伊藤が二ゴロで走者を進めて2死三塁。代打・宮本は内角直球に詰まりながらも三遊間に転がす決勝の三塁適時内野安打を放った。
主砲・村上ら多くの主力野手が離脱する危機的な状況の中、チームが束になってつなぎ、勝機を見いだした。「こういう形が今は理想だと思う。この形は崩せない。大事にしていきたい」と指揮官。最下位に沈み、借金は両リーグワーストの25。厳しい状況に追い込まれても必死に前を向いて一戦必勝を目指す。





