ソフトバンク 19歳の前田悠伍が6回無失点の快投!プロ初勝利の権利手に降板 三重殺の珍事に笑顔 大阪桐蔭出身のドラ1左腕が真価発揮
「楽天-ソフトバンク」(13日、楽天モバイルパーク)
ソフトバンクの前田悠伍投手(19)が今季初先発し、6回を無失点に抑えてプロ初勝利の権利を手にした。
立ち上がりから粘り強くキレのあるボールを低めに集めた。初回1死からリーグ首位打者の村林に中前打を浴びたが、続く黒川を二ゴロ併殺打に仕留めた。二回も安打を許したが、落ち着いて後続を打ち取った。
三回にこの試合初めての三者凡退に仕留めると、四回、五回と無安打投球。4点の援護をバックにプロ初勝利の権利を手にした。
球数が70球未満だったことから六回も続投した前田悠。先頭の辰己に安打を浴び、続く中島には粘られた末、左前打を許し無死一、二塁のピンチを招いた。それでも次打者・村林を三ゴロトリプルプレーに打ち取ってピンチを脱出。降板の歳には思わず表情を緩めた。
2023年度ドラフトで大阪桐蔭から1位入団した前田悠は昨年、プロ初登板を果たすも3回6失点でKO。2年目の今季はウエスタンで11試合に先発し、5勝1敗、防御率1・07と抜群の成績を残して1軍切符をつかんでいた。


