支配下契約の“チェコのジャッジ”巨人・フルプ 侍Jと対戦の来春WBCへ向けて「1軍で東京ドームを経験したい」
巨人は12日、チェコ出身の育成選手、マルク・フルプ外野手(26)と支配下契約を結んだと発表した。
チェコ出身のNPB選手は初めて。
支配下契約で即1軍合流となったフルプは横浜スタジアムで取材に応じ「自分なりに本当に必死でやってきた。大変な2軍の生活もあったんですけど、ベストを尽くしてようやく支配下になれて良かったと思う。自分がやってきたことを、どういう風に1軍で発揮できるのか非常に楽しみ」と抱負を語った。
フルプはチェコ代表として2023年WBC、24年プレミア12に出場。WBCで日本の佐々木朗希投手(現ドジャース)から二塁打を放ち注目を集めた。
来春にもWBCの1次リーグが本拠地の東京ドームで開催。チェコ代表は侍ジャパンとの対戦も決まっている。「これからできれば1軍で東京ドームを経験したいと思う。その時(WBC)に自分が他の同僚よりは経験あるわけで、ちょっと先輩として教えてあげたいなと思う」と、日本での成長を経て再び大舞台で活躍する自身の姿にも思いをはせた。
フルプはノース・グリーンヒル大から米独立リーグを経て昨年9月に巨人と育成契約。今季イースタン・リーグ66試合に出場し、打率・265、4本塁打、29打点の成績を残していた。





