オリックス2位浮上 ベテラン西野3打席連続タイムリー 「自分のやるべき事をやるだけ」
「日本ハム0-6オリックス」(11日、エスコンフィールド)
5番に座ったオリックス・西野真弘内野手(34)が勝負強さを見せ、クリーンアップ起用に応えた。第1打席から3打席連続適時打で3安打3打点。「いいピッチャーなのでとにかく食らいついていこうと思った」。今季2度対戦し計15イニングで1得点とチームが苦手にしていた伊藤を攻略し、白星に大きく貢献した。
まずは初回2死一、二塁で右翼線へ二塁打。1-0の三回にも2死一、二塁で、落ちる変化球をバットの先で拾って中前適時打とした。2-0の五回2死一、三塁では147キロの速球を中前へ鮮やかにはじき返した。
野手最年長の34歳。主軸にけが人が続出したこともあって7月から5番起用が増えているが「何番だろうと役割は変わらない。自分のやるべき事をやるだけ」。頼もしいベテランがチームを2位浮上に導き、首位の日本ハムに1・5差と迫った。





