日本ハム・新庄監督「なんでも僕がやることには意味がある」山崎福也の今季2度目の完投導いた采配 五回で捕手を田宮→伏見の意図明かす「125球って決まってたんで」

 「ロッテ1-13日本ハム」(9日、ZOZOマリンスタジアム)

 日本ハムが今季2度目の5連勝。貯金は今季最多を更新する16となった。先発の山崎福也投手は9回110球8安打1失点で今季2度目の完投勝ちとなった。

 試合後、新庄監督は試合前に山崎と交わしていた約束を明かした。「きょうのお昼に、『必ず野手がすぐに5点以上とるから、4点までは大丈夫。完投行くよ、完投必ずさせるから。でも125球以内で。それを超えたら代える』って」。打線は初回にレイエスの満塁弾、二回には五十幡のスクイズで早々に5得点。「5点取ったときに、『取ったやろ』っていうと、ニコってしていた」と笑った。

 山崎の投球については「今日の投球良くないですか?今日の力感のない、投球術というか。このテクニックを覚えてもらうためにも完投は大事。掴むというか」と納得の表情。五回に捕手をこの日ホームランを打っていた田宮から、伏見に交代した意図も明かし「(山崎が)125球って決まってたんで、田宮君は2ストライク追い込んでから際どいところにいって球数が増える。伏見君は追い込んでもポンってインコースで詰まらせたり、そういうリードをしてくれるから。125いかないように」と指摘。「なんでも僕がやることには意味があるので。まあびっくりしたでしょうね。『ホームラン打ってるのに』って。でもそういう計算で」と、説明した。

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