５日のフジテレビ「ジャンクＳＰＯＲＴＳ」では、「ＰＬ学園強すぎやねん」後編が放送された。

　甲子園春夏連覇の主将・立浪和義氏と主砲片岡篤史氏と、関西で最強ＰＬと戦った元木大介氏（上宮）、西岡剛氏（大阪桐蔭）らが出演した。

　片岡氏はＰＬ時代を「選手の待遇に格差」と告発。名将中村順司監督について「最近（番組を）見られてるんで、見られたら怒られる」と怯えながら、「（監督に）可愛がられたらファミリーっていうんです。あんまり可愛がられないとＶＳっていうんです」と笑わせた。

　隣にいる立浪氏を指して「キャプテンは息子っていわれてました」と別格扱いだったことを明かし「センスがあるし、気が付くし、怒られるところがないわけです」と説明。

　片岡氏によると、２年で遊撃レギュラーだった立浪氏が悪いことをしてバレたらメンバーから外されるかもしれない状況があったという。その時は１学年上の主将に呼ばれ「片岡、タツは貴重な戦力や。もし見つかったらお前が出ろ」と言われたと明かし、爆笑が起こった。

　さらに中村監督について、片岡氏はカメラに向かって「監督、これ昔の話ですよ」とお詫びしてから、高校時代は見逃し三振をするとめちゃくちゃ怒られたと説明。しかし、めったに見逃さない立浪氏が見逃し三振した時に、「監督が見たこともない笑顔で、『タツ！スライダーか？』って言ったんです」と告発。「僕、ベンチで『おい！』って言うたんです」と笑わせ、「キャプテンに対する信頼度でしょうね。そういうことは多々あるんです。多々ある！」と訴えた。

　浜田雅功が「いまの話、どうです？」と立浪氏に聞くと「見逃し三振って高校時代一番怒られるんです。『テメェこの野郎！』とかって」と証言。自身に対する中村監督の対応を「確かにちょっと不自然ですね。自分だけ『スライダーか？』って。スライダーです！いうて」と笑わせた。