日本ハム 北山&達が監督推薦で球宴初出場へ 北山は大好きな祖父との思い出舞台に感激止まらず「今叶った」
日本ハムの北山亘基投手、達孝太投手が7日、マイナビオールスターゲーム2025(第1戦=7月23日・京セラ、第2戦=24日・横浜)に監督推薦で選出されたことが発表された。ともに初選出となった。
北山は「すごく光栄。日頃戦っている相手の監督さんに選んでいただいたのはうれしい」と笑みを浮かべ、昨年のデビュー戦からいまだ負けなしで6連勝中の達は「うれしいです」と喜んだ。
また北山は新庄監督から「全部三振とってこい」と指令されたことを明かし、「全部三振とります」と決意。これに呼応するかのように、達も「じゃあ、僕も全部三振とります」と意気込んだ。
特別な思いを持って夢舞台に向かうのは北山だ。大好きだという祖父が14年の球宴を現地観戦し、土産に球宴タオルをプレゼントされた思い出があるといい、「祖父が見に行ったっていう話をすごくうれしそうに僕に報告してくれた。そのタオルの舞台に僕が上がることができるっていうのは、すごく感慨深い」とうなずく。
大切な存在だったが、北山が高1の時に亡くなったという。「僕が野球やっていることもすごく応援してくれた。個人的に、その思い出があったんで密かに、プロに入って目標の一つにいつかオールスター出たいなというのがあった。それが今叶ったっていうのはすごくうれしいです」と瞳を輝かせた。




