ソフトバンク 柳町がマルチ安打で首位打者に返り咲き オリ・西川とは7毛差の僅差
「ソフトバンク4-3西武」(5日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンク・柳町達外野手が3日ぶりにパ・リーグ首位打者に返り咲いた。
5番レフトでスタメン出場。二回の第1打席で中前打を放つと、2-2で迎えた五回1死二塁の第3打席では西武・今井から左翼フェンス直撃の一時勝ち越しとなる適時二塁打を放った。この日は3打数2安打1打点1死球で打率を・315へと上昇させた。
一方、前日まで首位打者だった村林(楽天)がこの日4打数0安打で打率・3139で3位まで転落。2位は西川(オリックス)の・3141となっている。柳町の打率は厳密には・3148で、「7毛差」でトップの座を取り返した。
柳町は交流戦で首位打者となりMVPを獲得。しかし、交流戦明けは大不振が続き、4日の西武戦(みずほペイペイドーム)で30打席ぶりの安打を放ったばかりだった。
久々のマルチ安打でお立ち台にも上がり、試合後は「1打席目からすごく良いアプローチができた。これを継続していくために、もっと試行錯誤していきたいと思います」と話した。また、首位打者返り咲きについては「まだ(シーズンの)道中でしかない。もっともっとヒットをいっぱい打って、その結果首位打者という形になればいいなと思っています」と冷静だった。