日本ハム・水谷 先頭打者弾→1試合2発大暴れ!新庄監督驚がく「すごい打球、何番アイアン?」 ゲーム差なし2位浮上

 7回、ソロを放つ水谷瞬
 お立ち台で「1、2、3、ジェッシー!!」と叫ぶ水谷。左はマルティネス(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム7-1楽天」(4日、エスコンフィールド)

 日本ハム・水谷が観衆の度肝を抜いた。新庄監督も思わず「すごい打球だった、何番アイアン?」と驚く一発。初回に放った今季初の先頭打者弾で、3連敗を喫していたチームが活気を取り戻していく。「1番を打っている以上は打ちたい気持ちはある。今年も打てて良かった」。これは3安打3打点と大暴れの序章に過ぎなかった。

 初回2死満塁のピンチを抑えた直後の攻撃だった。水谷が低めの直球をフルスイングで捉えると、打球は左翼席まで一直線に伸びた。同点の三回には勝ち越し適時二塁打を放って導火線に着火。2死二塁から4連打で一挙5得点の攻撃を呼び込んだ。七回には2本目となる7号ソロでダメ押しを見舞った。

 前カードのソフトバンク3連戦では計2得点と打線が苦しんで3連敗。水谷自身も「ホームに帰ってきた。個人的にもまたリセットしてやっていこう」と切り替え、3週間ぶりの本拠地で勢いに乗った。鬱憤(うっぷん)を晴らすかのような7得点に、新庄監督も「やっと、ウチらしいつながりのある、破壊力のある打線になってくれた」とうなずいた。

 首位から陥落し、「開幕戦」と位置づけた一戦での大勝だ。ゲーム差なしの2位に浮上した試合後、新庄監督が待ちわびたのは夏ではなく、春。「(春先に好調の)石井くんが打つと打線になるから。もうちょっとクーラーかけてもらってね」。目指す頂点へ、一つ残らずピースを集めていく。

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