「開幕戦」制し2位浮上の日本ハム・新庄監督 圧巻2発の水谷を称賛「すごい打球。何番アイアン?」 5回降板の伊藤は「プチ熱中」と明かす
「日本ハム7-1楽天」(4日、エスコンフィールド)
日本ハムが連敗を「3」でストップ。2位に浮上した。リードオフマン・水谷が2本塁打を含む3安打3打点と大暴れし、先発・伊藤は5回6安打1失点で両リーグトップの9勝目を記録した。
試合後、新庄監督は5回で降板した伊藤について「プチ熱中」と熱中症の症状があったことを明かし、「前回もね、体調悪くて、丁寧に投げてよかったらしいんですけど。まあ、あれだけ思い切って投げたらね。大丈夫だと思うけど」と、説明した。
先頭打者弾を含む2発でチームを勢いづけた水谷については「やっと水谷君も調子上がってきた。すごい打球やったね。何番アイアン?俺、ゴルフ詳しくないけど。乗ってきてくれましたね。やっとうちらしい繋がり、破壊力のある打線になってくれた」と、満足そうに振り返った。今季は苦しんできたが、芯で捉える当たりが増えてきており「最近バット折れなくなったしね。去年、260本ぐらい折ってたけど(笑)。給料上がって、お金貯まりだすと折れないって言う。これね、不思議なんですよ。まあ技術上がってるんだろうけど」と、自身の経験も振り返りながら、成長を喜んだ。
ソフトバンクに3連敗を喫して、2カ月ぶりに首位陥落し、エスコンに戻って挑んだ一戦。「気分変わりますよね。こっち帰って来ると。落ち着きが取り戻せるというか。ビジターの方がまだ勝率はいいけど、乗っていけるんじゃないかな」とうなずいた。首位陥落した前日には「明日から開幕戦。第2章のスタート」と話していたが、幸先のいいスタートに。「やっぱりここから接戦、ファンも選手も楽しいだろうし。これが1カ月半ぐらい続いて、さあどこが抜け出すか。そういう感じは受けますね」と、見据えた。




