巨人 痛恨連敗で貯金が底をつく 阿部監督が退場処分の悲劇 ベンチで選手達は誰も動けず ショックの大きさ物語る
「阪神1-0巨人」(2日、甲子園球場)
巨人が連敗で貯金がゼロとなった。八回には阿部監督が退場となる異例の事態となった。敗戦直後には選手達がベンチから誰も動けず、ショックの大きさを物語った。
この日も打線は走者を出しながら得点を奪えない展開。初回は先頭・丸の左前打から1死一、三塁の形をつくるが、吉川は遊飛、続く増田陸は左飛に倒れて無得点に終わった。
四回も先頭・増田陸の左前打から2死一、二塁とするが甲斐は二飛に打ち取られる。五回は1死一塁から、一走・丸がスタートを切るもオコエが二塁へのハーフライナーに倒れ、丸が帰塁できずに併殺打となった。
前夜も阪神を上回る10安打を放ちながら1得点。あと1本が出ずに惜敗していた。
先発・井上は再三走者を背負いながらも粘りの投球。三回2死三塁では森下を二飛に切り、五回2死一、二塁では中野を三直に仕留めて強力な阪神打線に得点を許さず。7回6安打無失点の好投を見せた。
だが、八回2死一、二塁から大山の遊撃へのゴロを泉口がはじいたところで二走・森下が本塁へ突入。判定はアウトも阪神側のリクエストでリプレー検証の結果、判定が覆り決勝点を奪われた。





