巨人・マルティネス 開幕31戦0封 セ・リーグ記録!元同僚・田島に並んだ 阿部監督「来てくれてありがとうございましたって感じ」
「巨人1-0DeNA」(29日、東京ドーム)
絶対守護神が好リリーフで記録に花を添えた。1点リードの九回に4番手で登板した巨人・マルティネス。佐野、度会を3球で仕留め、最後は2死二塁となって牧を全球直球で二飛に打ち取り、セ・リーグ記録に並ぶ開幕から31試合連続無失点で今季26セーブ目を挙げた。
「今日も1-0の接戦で、イニングの最初のアウトを取ることにフォーカスした。結果、点を取られずに3つのアウトを取れたので良かった」とマルティネス。しびれる展開にも淡々と自身の投球を振り返った。
セ・リーグ記録は2016年の田島慎二(中日)に並んだもの。中日時代に同僚だったマルティネスも「もちろん田島さんは良いチームメートとして覚えているよ」と懐かしそうに語っていた。
守護神の存在感に阿部監督も「来てくれてありがとうございましたって感じです」と最敬礼。チームは3試合連続完封勝利で、7月1日からは首位・阪神との3連戦を迎える。「チャレンジャーだと思って、食らいついて戦っていく」。指揮官の言葉にも、一層の力がこめられていた。



