日本ハム・新庄監督が緊急降板の西武・今井を心配 「今後、今日の出来事がトラウマにならなかったらいい」 自軍の伊藤は完投させず「熱中症が危ない」

 逆転勝利を飾りナインとハイタッチする新庄監督(撮影・園田高夫)
 4回、ソロ本塁打を放った田宮(64)を迎える新庄監督(左)
 4回、反撃の一発を放った田宮(右)とベンチで指タッチをする新庄監督(撮影・園田高夫)
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 「西武2-5日本ハム」(27日、ベルーナドーム)

 日本ハムの新庄剛志監督が、四回途中に体調不良で緊急降板した西武先発・今井を心配した。

 試合後、8回2失点でマウンドを降りた自軍の先発・伊藤について問われ「いや。危ない危ない」と第一声。「熱中症が危ない。(伊藤は)投げた方ですよ。この球場だけは、完投なし」と振り返った。

 相手先発の今井は3回2死一、二塁の場面で突如、マウンド後方に座り込んで体調不良を訴え、81球で緊急降板。新庄監督は「今井君も急に。今後、今日の出来事がマウンドでのトラウマにならなかったらいいですね。急に(体調不良が)来るのは怖いと思うから。80球超えたくらいで」と今井を思いやった。

 伊藤はベルーナドームでなければ完投させていたかと聞かれると「いや、いくでしょう。(他のドーム球場なら)クーラー効いてるもん」と話した。一方で「九回はしんどそうだったから」とし、八回に招いたピンチで最後は2者連続見逃し三振に仕留めたことで「あれで(力を)使い果たしたんじゃないですか?」とも話した。

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