巨人・阿部監督「あれで勝ったようなもん」大勢緊急降板後、甲斐の二盗阻止を絶賛 2位浮上「しがみついていく」

 9回、船迫を交代させ、ボールをこねる阿部監督(撮影・伊藤笙子)
 7回、代打・戸柱を迎え、中川(左)に代え阿部監督(撮影・伊藤笙子)
 8回、投手交代を行う阿部監督(撮影・伊藤笙子)
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 「巨人4-0DeNA」(27日、東京ドーム)

 巨人の阿部慎之助監督は執念の継投策が実り、勝率5割復帰&2位浮上。「あれで勝ったようなもん」と勝負のポイントとして八回、甲斐の二盗阻止をあげた。

 八回1死から大勢が異変を訴え、佐野に四球を与えたところで降板。指揮官は「足がつりかけていた」と明かし、交代を決断。バルドナードを投入し、東京ドームが異様な雰囲気となる中、甲斐が代走・三森の二盗を鮮やかに阻止した。

 指揮官は「おっきいプレー。絶対に走ってくるだろうと。あれで勝ったようなもんですね」と絶賛し、大勢には「あのイニングを投げきってほしかった。大事を取った?そうですね」と説明した。リーグ戦再開の初戦を制し「ゲーム差もあるわけではないので、しがみついていく」と力を込めた。

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