今季初スタメンで今季初ヒットが殊勲打の巨人・小林「今年ヒット打てるのかなと思っていた」プレーのたびに大歓声「本当に力になる」
「巨人2-1西武」(20日、東京ドーム)
巨人が逆転勝ちを収め、再び勝率を5割に戻した。今季初スタメンの小林が攻守に躍動。ヒーローインタビューでは「今年ヒット打てるのかなと思っていた。打ててうれしいです」と、充実の笑顔を浮かべた。
小林は1-1の六回2死二塁の好機で迎えた打席で初球をしぶとく捉え、詰まりながらも今季初安打となる中前打。勝ち越し打となり、スタンドが耳をつんざくような大歓声に包まれ、笑みを浮かべてガッツポーズを見せた。守備でも七回にピンチの芽を摘むけん制でランナーをアウトにした。今季は甲斐、大城卓、岸田ら捕手陣の争いが激しい中、小林も存在感を示した。
プレーのたびに上がる大歓声に「本当に自分の力になりますし、感謝してます」と笑顔。2軍での日々も長かったが「チームのためにできることをやろうと、常日頃から準備はしてきた。2軍にいても気持ちは変わらない。8月、9月、ジャイアンツ1つになって必ず優勝争いをしていく」と誓い、再び大歓声を浴びた。





