西武 外崎、長谷川ら5人を書類送検 オンラインカジノ賭博疑い

 オンラインカジノで賭博をしたとして、埼玉県警が賭博容疑で西武の外崎修汰内野手(32)ら5人を書類送検したことが19日、捜査関係者への取材で分かった。他4人は柘植世那捕手(28)、長谷川信哉外野手(23)、児玉亮涼内野手(26)の3人と、男性職員1人。

 捜査関係者によると、県警はこれまでに選手らから任意で事情を聴き、スマートフォンの捜査などを進めていた。

 書類送検を受け、球団はコメントを出し「球団として、オンラインカジノが賭博に該当することを十分に周知できなかったことを深く反省し、ファンや関係者に心よりおわびする」とした。

 その上で「本人らは興味本位で利用してしまったことを深く反省し、球団が科した制裁金の支払いも異議なく受け入れている。今後の当局の判断を注視し、適切な対応を行っていく」としている。

 プロ野球界のオンラインカジノ問題を巡っては、開幕までに8球団で計16人の関与が判明し、各球団が制裁金(総額1020万円)を科した。5月には今回の西武と同様に、警視庁が賭博容疑で巨人のオコエ瑠偉外野手(27)、増田大輝外野手(31)を書類送検している。

 ◆オンラインカジノ問題の経過

 2月21日 オリックス・山岡のオンラインカジノ利用が判明し、当面の間、活動を自粛

 2月27日 NPBが7球団で新たに14人のオンラインカジノ利用の自主申告があったと発表

 3月13日 オリックス・山岡が活動を再開

 3月24日 NPBがオンラインカジノ利用を自主申告した8球団16人に総額1020万円の制裁金を科すと発表

 4月23日 オリックス・山岡が不起訴処分に

 5月8日 巨人・オコエ、増田大の書類送検が明らかに。

 5月19日 中日が小山2軍投手統括コーチのオンラインカジノ利用を発表。当面謹慎に

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