巨人・田中将が6回5安打無失点 手応え語る「すごく良かった。理想的なアウトの取り方ができた」 最速147キロ 山口のバットへし折りどよめきも

 イースタン・ロッテ戦に先発した田中将
 イースタン・ロッテ戦に先発した田中将
 イースタン・ロッテ戦に先発した田中将
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 「イースタン、巨人-ロッテ」(18日、ジャイアンツタウンスタジアム)

 2軍調整中の巨人・田中将大投手(36)が先発し6回を投げ80球の省エネ投球。5安打、無失点に抑え、毎回の6三振を奪った。最速は147キロだった。

 共に13年、楽天の日本一メンバーであるロッテ先発・美馬との投げ合い。145キロ前後のストレートが走り、変化球もさえた。四回1死一塁では、ロッテの右の長距離打者・山口を相手に143キロ直球でバットをへし折り、球場内は大きなどよめきが起こった。山口は詰まらせたが左前に運ばれ一、二塁とピンチは招いたが、後続を断った。その後も走者を出しても粘った。うだるような猛暑の中、安定感のある投球を披露した。

 試合後は「全体的に良かったんじゃないかなと思います。すごく良かった。理想的なアウトの取り方ができた」と、振り返った。この日は元同僚のロッテ・美馬との投げ合いにもなり、美馬も7回2安打無失点の内容。「美馬さんと投げ合いだなーって思ってました。いいピッチングされていたし、僕より球数少ないし」と語った。1軍昇格に向けては「いや、どこであってもマウンド上がってやることは一緒なんで。いつ呼ばれてもいいように、呼ばれるためにしっかり投げないといけないですけど、同じように準備していくだけですね」とうなずいた。

 右腕は前回は11日のイースタン・日本ハム戦(ジャイアンツタウンスタジアム)で先発。雨が降りしきる中、5回まで91球7安打4失点3奪三振の内容だった。最速は145キロだった。

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