西武・今井 球団新!松坂超え17奪三振 今季初完封でリーグトップタイ6勝目「まだまだレベルの高い投手を目指していきたい」

 「DeNA0-3西武」(17日、横浜スタジアム)

 西武・今井が力強く奪三振ショーを見せた。6者連続を含む毎回の17三振を奪い、2004年に松坂がマークした1試合の球団記録を一つ更新。今季初完封、リーグトップに並ぶ6勝目に花を添え「うれしい。まだまだレベルの高い投手を目指していきたい」と大量の汗を心地よさそうに拭った。

 好投手のバウアーとの投げ合いで気持ちが高ぶった。唯一、得点圏に走者を背負った1-0の五回無死二塁ではギアが一気に上がった。150キロ台後半の直球で押し、松尾を遊ゴロ、続く筒香、三森を連続三振にねじ伏せて雄たけびを上げた。

 七回は牧との3度目の対戦だった。そこまで2安打を許していた好打者を、外角低めに沈む変化球で空振り三振に仕留めると、刀をさやに収めるバウアーのおなじみのポーズを披露。「3本目を防ぎたかった。最後、三振を取ってやりたいなと」といたずらっぽく話した。

 九回も余力十分で3者三振に。許した出塁は牧の2安打だけ。気温の上昇とともに、さらにすごみを増した投球。「楽しかった。無四球で終われたのが一番の成長」と胸を張った。西口監督も「バウアーも気持ちが入った投球。それに負けじと今井も応えた」とたたえた。

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