ロッテ プロ初先発の20歳木村 4回3安打1失点で降板

 先発の木村(撮影・西田忠信)
ロッテ先発のロッテ・木村優人=甲子園(撮影・飯室逸平)
 先発し力投する木村(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-ロッテ」(17日、甲子園球場)

 ロッテは木村優人投手(20)がプロ初先発。4回3安打1失点で降板した。

 三回2死から近本の左翼線二塁打、中野の中前適時打で先制の1点を献上。それでも続く森下に死球を与え2死一、二塁とされたが、4番佐藤輝を空振り三振に斬った。四回は5番大山以下を三者凡退に抑えた。

 「初めて球数もあれだけ投げて、対戦相手も初めてで色々考えることもあって投げ急いだ部分がありました。ボールも逆球がいったりだとか整理がつかないままマウンドに行ってしまったところもあったのでそれが無ければもっと球数も減らせたと思うのでそこが今日の反省ですね。甲子園で観衆も多い中で自分もいつも以上に気合が入って空回りした分、自分のピッチングがうまくできなかったのでそこをしっかり整理して自分のピッチングをもう一回見直して投げたかったなと思います。この中で投げれたというのも一つの経験なので自分のプラスにしたいなって思います」とコメントした。

 登板前には「甲子園は高校時代に投げることを一つの目標に頑張っていたので憧れの場所です。高3夏は県大会決勝で自分が投げていて最終回に逆転負けをしてしまい、投げることができなかったという悔しい思い出があるのでこうしてプロに入って、投げる機会をいただけて嬉しいです」と話していた。

 建山投手コーチは「粘り強く投げてるなとか。そんなんじゃなくて、どんどんゾーンに投げていって、アウトを重ねていく、そういうのを期待したい」と話していたが、この日最速の151キロの直球主体に真っ向勝負の4イニングだった。

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