中日・井上監督 自軍のリクエスト成功後に審判員に説明を求める
「中日－オリックス」（１７日、バンテリンドーム）
中日・岡林の打球を巡り、井上監督がリクエスト成功後に審判に説明を求めた。
一回１死一塁。東から右越えに飛球を放ち、右翼手・杉本がジャンプしてキャッチ。ダイレクトキャッチしたとの判定が下され、岡林はアウトとなった。一走・田中は三塁まで到達しており、ボールは一塁へ送られた。
オリックス守備陣は併殺成立でベンチへ引き揚げかけたが、中日・井上監督がリクエスト。リプレー検証の結果、ボールは右翼フェンスに直撃しており、判定が覆った。真鍋審判員は「検証の結果、壁に当たっているのインプレー。走者一塁、三塁で再開します」と説明した。
ただ、井上監督はベンチを出て真鍋審判員に何らかの確認。一塁や二塁方向を指さしながら問いかけており、一、三塁で始める理由を求めたとみられる。
その後、１死満塁とチャンスが拡大。西武から移籍即５番でスタメン出場した佐藤龍世の犠飛で追いついた。
