中畑清氏また涙 長嶋茂雄さんに「ふざけてんじゃねえぞ、バカヤロウ」と怒鳴りつけられた思い出 「恩返しをもっとできたのかな」と悔いも
元DeNA監督の中畑清氏が15日、TBS系「サンデーモーニング」に御意見番として出演。3日に亡くなった長嶋茂雄さんの思い出を語り、涙を流した。
あらためて「僕にとっては人生の全てでしたから。物心ついてから長嶋茂雄になりたい一心で追っかけ、やらせてもらった70年ですから」と話した中畑氏。長嶋さんからほめてもらうことはあっても、怒られることはほとんどなかったという。
しかし、DeNAの監督を辞任する際「監督を辞めようと思っているんですけど、と報告したら怒鳴りつけられましたね」と中畑氏。「おまえ、ふざけてんじゃねえぞ、バカヤロウ。監督をやりたいと思ってる、頑張ってるやつがどれだけいると思ってるんだ。自分から辞めるなんていうことは口が裂けても言うんじゃねえ、って長嶋家でとことん怒っていただきました」と振り返った。
結局は辞任を選択した中畑氏だが、「あのときやらせてもらってたらどうなのかな、恩返しをもっとできたのかな」と今でも気持ちに悔いがあるという。「まだ私の中では、ってもらっていてほしいし、これからもそういうふうに見てもらっているなということを念頭に置きながら頑張っていきたいと思います」と声を震わせた。





