ロッテ サモンズ投げれば連敗止まる“神話”誕生も 七回までノーノー「しっかり投げきった」

 「ロッテ6-1広島」(10日、ZOZOマリンスタジアム)

 スタンドから降り注ぐスタンディングオベーションが、心地良かった。ロッテ・サモンズ(前タイガース)は七回まで無安打無得点に封じる快投。八回先頭の上本に左中間二塁打を浴び、続く菊池に四球を与えたところで降板。ファンは拍手で賛辞を贈った。

 「しっかり投げきったという気持ちでマウンドを降りました」と2勝目に満足そう。逃した快挙には「マウンドに上がったら考えず、1人ずつ打ち取ろうと(思っていた)。ベンチ戻ってきてノーヒットだなと(意識した)」とスイッチを切り替えて結果につなげた。

 投げれば、連敗が止まる。そんな“サモンズ神話”が生まれつつある。5月7日の楽天戦(ゾゾ)は2回KOだったが、チームは勝利し6連敗でストップ。5連敗で迎えた同15日の楽天戦(東京ド)で来日初勝利。そして3連敗で迎えたこの日に2勝目。連敗時の登板でチームは3戦3勝だ。

 米国時代はサモンズ(SAMMONS)がサーモン(SALMON)に似ていることから、ひとひねりして“ビッグ・ツナ”の愛称で呼ばれていた。ツナが見事なコイ料理。「攻撃的にストライクで押していくピッチングを続けたい」。低迷打破へ大きな戦力が台頭した。

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