敗戦の巨人・阿部監督 井上の頭部死球に「相手には申し訳ない」フル回転のリリーフ陣は責めず「しわ寄せがきちゃったね」

8回に勝ち越しを許し、阿部監督(中央)は田中瑛(右)を交代させる
2回、先発の井上が周東に頭部死球を与えて危険球退場となり、投手交代を告げる阿部監督(右)
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 「ソフトバンク5-2巨人」(10日、みずほペイペイドーム)

 巨人が逆転負け。連勝は2で止まった。

 誤算は二回。先発の井上が周東に頭部死球を与えて危険球退場となった。急きょプロ初登板が回ってきた山田が二回1死満塁の場面をしのぐなど好投。リリーフ陣がフル回転で終盤まで試合を作ったが、八回はイニングまたぎとなった6番手・田中瑛が力尽き、決勝点を与えた。

 阿部監督は「だいぶしわ寄せがきちゃったね。まあ本当行ってくれたピッチャーはみんな頑張ってくれたので」とフォローし、「相手には申し訳ないんだけど」と謝罪の言葉も口にした。

 約1カ月ぶりの1軍昇格となった坂本は適時打を放つなど2安打1打点。守備でも好プレーを見せた。

 一方でチーム全体ではあと一本が出ない展開に、「チャンスはみんなで頑張って作れてるから。あとひと押しができるかできないか。まあ、できなかったから負けるんだよ。できたら勝てるんだよ。そういう紙一重の勝負をしてるからね」と課題を口にした。

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