創価大が延長タイブレークにまさかの11失点で初戦敗退 東亜大・藤井翔太がドラ1候補の立石封じ10回140球で3安打完封
「全日本大学野球選手権・1回戦、東亜大11-0創価大」(9日、東京ドーム)
今秋ドラフト1位候補の立石正広内野手(4年・高川学園)が主将を務める創価大が延長タイブレークの末に初戦で姿を消した。
両先発が好投し、九回までは緊迫した投手戦となった。立石は東亜大のスリークオーター右腕・藤井翔太投手(4年・嘉穂東)に対し内野安打1本を放つも4打数2三振。0-0の五回2死二、三塁の絶好機では変化球に空振り三振を喫した。
両軍無得点のまま延長に突入。八回から2番手で登板していたプロ注目の最速149キロ右腕・山崎太陽投手(4年・帝京第五)が、タイブレークの十回に野選で先制点を許すと、3本の適時打を献上し降板。後続の投手も負の流れを止められず、この回だけで4投手が登板し、まさかの11失点を喫した。
十回裏もマウンドに上がった藤井の前に無安打。創価大は昨秋の明治神宮大会で初の準優勝を果たしており主戦も多く残っていたが、無念の初戦敗退となった。
東亜大・藤井は10回140球を投じ3安打12三振で完封勝利と快投を見せた。





