張本勲氏「人間・長嶋茂雄を知っているのは私ぐらい。今でも実感が湧きません」 目頭熱く、長嶋さんとの思い出で語る

 野球評論家・張本勲氏が8日、TBS系「サンデーモーニング」に生出演。3日に肺炎のため89歳で亡くなった巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんを偲んだ。

 張本氏は「朝早く、友人から電話がありまして、びっくりしました。自分の身を取られたような気がしましてね。必ず誰しも来る日だ分かっていても切ないね」と目を潤ませながら突然の訃報に戸惑ったことを話した。

 「恐らく家帰ったら、2、3日したら、電話がかかってきて。『ハリ、あさって読売カントリー、1ラウンド行くぞ』って、電話がかかってくると錯覚してます」といまだに受け入れられない心情を吐露した。

 一緒にゴルフをした思い出や、近所に住んでいたことなどから多くの時間を共に過ごしたことを明かすと、「個人的に人間・長嶋茂雄を知っているのは私ぐらいじゃないででょうね。何年も長年、お付き合いさせてもらいましたから。旅行も行きましたしね。今でも実感が湧きません」と突然の別れを惜しんでいた。

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