ＤｅＮＡのトレバー・バウアー投手が７日未明、自身のＸに新規投稿。頭部に打球が直撃し、緊急搬送された阪神・石井大智投手について日本語で思いをつづった。

　バウアーは「今夜の石井大智選手のアクシデントがとても気がかりです。無事であることと、直ぐに回復することを祈っています」と記した。自身は６日の日本ハム戦で中４日の登板間隔ながら１２１球の熱投で完投勝利をマーク。ただ自らの投球のことよりも、甲子園球場で起こった悲劇に思いをつづった。

　バウアーは今年、開幕から調子が上がらなかった巨人・戸郷にもＤＭを使ってエールを送っていた。その理由を「彼が大量失点して落ち込んでいる様子を見て、自分もかつてそうだったので共感しました。彼の投球スタイルをリスペクトしていますし、ＷＢＣでも活躍していましたし、対戦もしています。自分だけじゃない、みんなが応援してるよ、という気持ちを伝えたかったです」と語っていた。

　２０２３年に中日・近藤が１イニング６２球を投げ、１０失点を喫した際に「どんないい投手でもこういう日がある、前を向いて頑張ってほしい」とエールを送っていたバウアー。同じ投手として心配せずにはいられない気持ちが、異例のメッセージとなった。