セ・リーグ球団が3年ぶりの全敗 交流戦史上6度目の悪夢 首位決戦は日本ハムがルーキーの一撃で前夜の雪辱

日本ハムに1点差で敗れ、ベンチを後にする藤川監督(撮影・西岡正)
9回、代打・リチャード(52)が見逃し三振に倒れ、ベンチでがっくりの阿部監督(後方)=撮影・開出牧
5回、選手交代を告げベンチへ戻る新井監督(撮影・飯室逸平)
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 プロ野球の日本生命セ・パ交流戦は4日、各地で行われ、開幕2日目にしてセ・リーグが全敗する珍事が起こった。パ・リーグの全勝は22年5月29日以来、交流戦史上6度目となった。

 エスコンフィールドでセパ首位対決となった日本ハム-阪神戦は、日本ハムの山県がプロ初アーチとなる決勝2ランで前夜の雪辱を果たした。ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ-巨人戦は、ロッテが三回までに巨人・井上を攻略して5得点を奪い、リードを保って逃げ切った。

 京セラドームで行われたオリックス-広島戦は四回に打者11人の猛攻で一挙6得点を挙げて快勝。ソフトバンクは中日に大勝、西武もヤクルトとの接戦を制した。楽天モバイルパークの楽天-DeNA戦は、DeNAが3点を追う九回に1死満塁と攻め立てるも反撃及ばず敗れた。

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