長嶋茂雄さん死去 日本ハム・新庄剛志監督「野球の愉しさや醍醐味を伝えてくださった方」栗山英樹氏はWBC前のメッセージ明かす「強く記憶に残っています」
プロ野球の国民的スーパースターで、元巨人・長嶋茂雄さんが3日、肺炎のため亡くなった。89歳だった。「ミスタープロ野球」の訃報に、球界からは追悼の声が寄せられた。
日本ハムの新庄剛志監督は球団を通じて「突然の訃報に驚いていますし、非常に悲しく残念な思いです。長嶋さんは野球界のレジェンドであり、野球の愉しさや醍醐味を多くのファンに伝えてくださった方だと思います。長嶋さんのプレーや言葉をみても、とてもファンを大事にされている印象でした。心よりご冥福をお祈りいたします」とコメントを発表した。
また、栗山英樹CBOは、23年のWBCを前にメッセージを授かったことを明かし「強く記憶に残っています。『野球というスポーツがこれから先も長く続くように、一生懸命やってください』と託されました。続けて『高校野球をとにかく守りなさい』とも仰っていました。その時に野球界のことをすごく心配されている、という長嶋さんの思いを知ることができました。我々、野球人がこれから一番大切にしないといけない野球の原点が高校野球であることを、再認識できました。長嶋さんのその思いのお陰でWBCも優勝できたと思っています」と振り返り、「『プロ野球=長嶋茂雄、、、ミスター』。長嶋さんへの感謝は一生忘れません。野球人は皆その思いです。謹んで、ご冥福をお祈りいたします」と、悼んだ。





