ヤクルト・高津監督「2点でも勝てる可能性はある」 11試合連続2得点以下でプロ野球ワースト記録にリーチも 投手交代の珍事は「こちらの連絡ミス」と謝罪
「DeNA5-2ヤクルト」(31日、横浜スタジアム)
泥沼の最下位にあえぐヤクルトはDeNA戦で痛恨の4連敗を喫し、リーグ最速で30敗に到達。借金は今季ワーストを更新する16となった。
試合後、高津臣吾監督は悔しさをにじませた。
打線は2得点。これで11試合連続2得点以下となり、1962年・国鉄と1993年・巨人の12試合連続のプロ野球ワースト記録にリーチとなった。指揮官は「2点でも勝てる可能性はある。(投手陣が)抑えることですね」と必死に前を向いた。
先発した吉村の右手の指に異変が起こり六回途中に投手交代をめぐってハプニングが起こった。右腕が右手の指がつったためいったん、ベンチに下がった。治療の間にブルペンから星がマウンドへ。ただ高津監督が交代を告げていなかったため星は恥ずかしそうにベンチに戻り、吉村が続投した。異例の珍事となりスタンドは騒然となった。指揮官は「すみません、こちらの連絡ミス。格好悪いことをしてしまいました」と謝罪した。





