3連敗のヤクルト・高津監督 連日の投壊に「構えたところになかなかいかない」「追いかけるのは簡単じゃない」と嘆く
「DeNA6-2ヤクルト」(30日、横浜スタジアム)
ヤクルト・高津臣吾監督が痛恨の3連敗後、苦しい胸の内を吐露した。最下位に低迷するチームに追い打ちをかけるように投手陣の崩壊が止まらず。借金は今季ワーストを更新する15に膨らんだ。
先発した山野は5回を7安打、今季自身ワーストの5失点でKOされた。指揮官は「攻め方というか、ミーティングでやってね。その通りにやっているんでしょうけど、構えたところになかなかいかない」と嘆く。三回までに4失点を喫し、序盤から早々と相手に主導権を握られチームに重苦しい空気が充満した。「序盤で大量失点してしまうので、そうなるとやっぱり難しい。追いかけるのは簡単じゃない」と苦い顔だ。
これで直近10試合連続で2得点以下と極度の貧打にもあえいでいる。「得点圏にいって一本を打つかどうかの問題なので。それが出ない」。投打で立て直す必要がある苦しい状況。前カードは1勝2敗だけに「明日、明後日勝って今週5割で終わりたい」と設定し、必死に前を向いた。





