楽天が鮮やか逆転勝ちでカード勝ち越し 村林が勝ち越し2点適時二塁打
「西武3-6楽天」(29日、ベルーナドーム)
楽天が鮮やかな逆転勝ちでカード勝ち越し。借金を再び3に減らした。
楽天の先発・ハワードが西武打線に痛打されながら3回までに3失点を喫するも、この日は打線が奮起した。まずは四回に浅村がチーム初安打となる二塁打を放つと、4番に入ったフランコが今季2号2ランを放った。また五回には打率1割を切るなど、苦しみ続けている太田が同点適時二塁打を放って試合を振り出しに戻した。
さらに六回だ。先頭の小深田が四球を選び、浅村が右前打で続いた。その後1死二、三塁で、試合前までで首位打者の村林に回すと、左翼線への適時二塁打で2点の勝ち越しに成功。現パ・リーグ首位打者としての意地を見せた。八回にもフランコの適時打で1点を加えた。
チームが6得点を挙げたのは7得点だった5月10日以来。28日の同戦では今季8度目の完封負けを食らうなど、打線の援護できない試合が続いていたが、この日は大きな逆転勝利でカード勝ち越しを決めた。



