オリックスのドラ1麦谷 九回千金V打 得意のロッテ戦でまたまた大仕事「勝てたことが本当にうれしい」
「ロッテ1-2オリックス」(28日、ZOZOマリンスタジアム)
代走で途中出場したオリックスのドラフト1位・麦谷祐介外野手(22)=富士大=がまた大仕事を果たしてみせた。1-1で迎えた九回2死二塁の好機で、値千金の勝ち越し右前適時打。最下位ロッテ戦の連敗を回避した。
「絶対に決めてやろうと思って打席に入った。苦しい試合でしたけど、勝てたことが本当にうれしい」
初々しい限りの麦谷だが、ロッテとは相性がいい。記念のプロ初安打初打点は、「9番・中堅」でプロ初スタメンとなった4月3日のロッテ戦(ゾゾ)でマーク。同29日の同戦(京セラ)では九回にプロ初のサヨナラ安打も記録していた。
「これからもルーキーらしくチームの勝利に貢献します」。負ければ月間負け越しだったチームの窮地を救った。7回1失点と力投したエスピノーザは残念ながら16戦連続の白星なしとなったが、混パの今は勝つことが最重要だ。




