亜大が3投手の継投でノーヒットノーラン達成 最速154キロ左腕・山城京平が最優秀防御率を獲得
「東都大学野球、亜大1-0日大」(27日、神宮球場)
今春の1部リーグ最終戦は、亜大が日大をノーヒットノーラン継投で下し、2勝1敗で勝ち点4を獲得した。
チームの順位はすでに確定していたものの、1回戦で敗戦投手となっていた斉藤汰直(たいち)投手(4年・武庫之荘総合)は「借りを返さないとプライド的に悔しかったので」と志願の先発。1四球は与えたが、5回無安打6三振の快投で救援陣に託した。
六回からは最速154キロ左腕・山城京平投手(4年・興南)が登板。先頭に四球を与え、犠打野選で無死一、二塁のピンチを招いたものの、後続を断って無失点。七回は三者凡退に封じると、八回先頭を空振り三振に仕留めたところで降板。この時点で青学大・中西聖輝投手(4年・智弁和歌山)の防御率1・41を上回り、最優秀防御率(1・39)を確定させた。
最後は今季、救援ながら5勝(1敗)と奮闘を続けた井上悠投手(3年・県岐阜商)が登板し、1回2/3を無失点で試合を締めた。
日大は無念の勝ち点0に終わり、2部リーグ優勝チームとの入替戦へ臨むことが確定した。





