日本ハムが今季2度目の引き分け 九回は満塁策が奏功、田中がピンチをしのぐ 打線は低調、3戦連続1得点

 「楽天1-1日本ハム」(25日、楽天モバイルパーク)

 日本ハムが今季2度目の引き分け。

 プロ初勝利を狙う細野は序盤から楽天打線に的を絞らせない好投。三回には1死一、二塁とピンチを背負うが、小深田、浅村をそれぞれ中飛に抑えた。だが、五回には先頭の宗山に左前打を許すと、太田の犠打を三塁・清宮幸が二塁へワンバウンド送球し、オールセーフに(記録は犠打野選)。その後は暴投なども重なり、1死二、三塁とピンチを迎えると、小森の犠飛で同点とされた。

 その後も打線の援護を待ちながら、六、七回といずれも三者凡退。リズムよく楽天打線を切っていき、7回3安打1失点とまとめたが、無援に泣いてプロ初勝利の権利は手にできなかった。

 同点の九回は3番手の田中が自身の暴投なども絡んで1死三塁のピンチを招くと、新庄監督が2者を申告敬遠して満塁作を敬遠。田中は代打・渡辺佳を遊直に打ち取ると、中島を空振り三振に仕留めて危機を脱した。

 延長十二回は孫易磊が抑えた。

 打線は四回に2死一、二塁と好機を作って、五十幡が中前適時打を記録。一気に先制のホームへ生還した。

 打線はこの3連戦で23日に1得点、24日に1得点と低空飛行。この日も1得点に終わった。

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