大阪桐蔭の恩師・西谷監督「誇り」楽天・浅村を祝福 「努力のたまもの。自分で積み重ねた2000本」

 「楽天2-1日本ハム」(24日、楽天モバイルパーク)

 大阪桐蔭・西谷浩一監督(55)が教え子で楽天・浅村の通算2000安打達成をたたえた。

 「一緒にやっていたものとして誇り。本当におめでとうと言いたい」

 2008年夏の甲子園では高3だった浅村と全国制覇を達成。金沢との2回戦で2本塁打を放つなど全試合安打を記録し「彼なくして優勝はなかった」と懐古した。「ロングヒッターになる感じはなかった」と当時は体の線が細く、OBの西武・中村、中日・中田ら長距離砲ではなく、元阪神・西岡のような巧打者タイプになる将来像を思い描いていたという。予想を覆し、浅村は2度の本塁打王獲得など球界屈指の大砲に変貌。「努力のたまもの。自分で積み重ねた2000本」と大阪桐蔭OB初の名球会入りをたたえた。

 「まだ老け込む年ではない。優勝に貢献する選手、一打に期待したい」。浅村のさらなる活躍を温かいまなざしで見守っていく。

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