巨人が2連勝で貯金2 中山の8戦71イニングぶりタイムリーが決勝点 投手陣は完封リレーで1点を守り切る 5カードぶり勝ち越し
「巨人1-0中日」(17日、東京ドーム)
巨人が接戦を制して2連勝。貯金を2とした。
打線は待望の“一打”がやっと飛び出した。0-0の二回無死一、二塁。スタメン出場の中山が中京大中京の同級生・高橋宏のストレートを力強く捉え、鮮やかに中前に運んだ。これが巨人にとっては8試合、71イニングぶりのタイムリーとなった。
チームは、ここまでタイムリー欠乏症にあえいできた。7日・阪神戦の四回にキャベッジが放って以来、70イニング連続で適時打が出ていなかった。くしくも、その前日6日には主砲・岡本が負傷交代。左肘の靱帯(じんたい)損傷で戦列を離れた。4番が長期離脱の危機的な状況の中、チームが一丸になり、野手陣も奮闘した。
先発したグリフィンは立ち上がりから直球が走り、変化球もさえた。中日に隙も全く見せずスコアボードに0を並べ続けた。7回を3安打無失点で3勝目をマークした。
八回は大勢、九回はマルティネスが相手に得点を許さず、1点リードを守り切った。





