ロッテ・吉井監督 連敗5でストップ「サモンズはあれくらい投げるピッチャー」木村初セーブに「いる中で一番フレッシュ」

 「楽天2-5ロッテ」(15日、東京ドーム)

 ロッテが投打がかみ合い連敗を5で止めた。ビジターでの連敗も10でストップ、5月2勝目を飾った。初回の藤原のチーム48イニングぶりの適時打となる先制打から得点を重ねた。先発サモンズは来日初勝利、先発勝利に白星がつくのは13試合ぶりとなった。19歳の木村は球団では90年の前田以来となる10代投手によるセーブを記録した。

 サモンズは7日の楽天戦(ゾゾ)では2回5四球と乱調だったが、この日は六回途中2安打無失点1四球の好投。吉井監督は「2軍ではあれぐらい投げてたんで、(前回は)雨でイレギュラーな調整だったので、それと緊張もあって実力が出せなかったなと思う。あれぐらいは投げるピッチャーだと思ってます」と評価した。

 この日は主軸に回る八回に鈴木、九回に木村を起用した。その理由を「相性ではなく、どこがそのレバレッジポイントかと思って、八回だと思ったんで、1番強いピッチャーを持っていって、九回は、いる中で1番フレッシュな方っていう、そういう選択です」と明かした。

 初セーブの木村については「ここ何試合かちょっと失点するところがあって、彼の中で教訓を引き出してたんでね。そこをしっかりピンチの時に活かして、今日のピッチングにつなげてくれたと思います」と評価した。

 打線は初回に藤原が苦手にしていた左腕投手から先制打を含む2打席連続適時打。「本人がちょっと苦手と思ってる左ピッチャーだったんすけども、昨日、角中と左ピッチャーどうやって打っているのかと3人で話していて、角中がヒント出したんですよ。それがもしかしたら藤原に響いたのかもしれないですよね。詳しいことは言うと戦略になるんで言わないです」と明かした。

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