DeNA 入江あと1人で痛恨被弾 南場オーナー故郷で白星飾れず

 「DeNA1-1阪神」(13日、ハードオフエコスタジアム新潟)

 DeNAは見守った南場オーナーに、今季も白星を贈ることはできなかった。オーナーの郷里でもある新潟での主催試合。3年ぶりの勝利を狙ったが、延長戦の末にドローに終わった。

 ゲームセット目前の1点リードの九回2死、守護神・入江が、高寺に同点弾を献上した。「最後のアウト一つが難しい。いい勉強になったと思う」と三浦監督。打線も、得点圏に再三走者を進めながらもあと一本が出ず。それでも指揮官は「形はつくれている。悲観することなく、また明後日につなげていきたい」と前を向いた。

 最後までスタンドで声をからした越後のファンへのメッセージも忘れなかった。「チームと一緒に最後まであきらめず戦ってくれた。感謝です」と三浦監督。南場オーナーも球団を通じ「勝利に一歩届かず悔しいですが、選手たちは最後まで集中力を切らさず、よく戦ってくれました」と思いを発信した。

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