巨人 浅野のアウト判定 リクエストも覆らず左翼席どよめく 「残っているという判断」と解説者

 「ヤクルト-巨人」(10日、神宮球場)

 巨人は五回の攻撃、浅野のアウト判定を巡り、阿部監督がリクエスト。だが、リプレー検証で判定は覆らず、左翼の巨人ファンからはどよめきが起こった。

 場面は五回1死。浅野の三ゴロを三塁手・茂木がやや処理に手こずりながら一塁へ送球。捕球した一塁手・オスナの足が離れたようにも見えたが、ぎりぎりでベースに触れていたとしてアウト判定になった。

 巨人は一塁コーチャーの古城コーチがベンチへ合図を送り、阿部監督がリクエスト。だが、リプレー検証後、審判がアウトのコールを下すと、阿部監督は苦笑い。巨人ファンからは「えー!」と驚きの声も上がった。

 BSフジの中継では実況が「明確に映像で覆らない場合は最初の判断が優先されますが…」と伝え、ヤクルトOBの真中満氏は「(足が)残っているという判断ですよね。あのへんの判断は難しいですよね」と語っていた。

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