初4番に応えた!ヤクルト・内山ダメ押し弾 「緊張とかあったけど」662日ぶり弾で連敗止めた

 「ヤクルト5-2巨人」(9日、神宮球場)

 大抜てきに一発で応えた。プロ初の4番に座ったヤクルト・内山壮真捕手(22)が662日ぶりのアーチで放って、連敗ストップに貢献した。

 八回1死から茂木が3号ソロ放って神宮が盛り上がる中、内山がケラーの初球を捉えた。左中間へ2者連続の1号ソロ。「緊張とかあったけど、しっかりスイングができた」と自画自賛した。

 4番は試合前のスタメン表を見て知り、「すごいびっくりした」。高卒5年目の22歳。捕手登録ながら、パンチ力を買われて外野で出場して存在感を示してきた。高津監督は「大きなホームランを打てるのは本当に魅力ある」と期待を寄せる。

 チームは主砲・村上ら主力野手が故障で離脱中。「ロング(長打)で点を取っていくチーム。そういった役割を僕がどんどんやっていければ」と内山。身長172センチの小柄な強打者が、最下位にあえぐチームを救う。

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