ヤクルトが逆転勝ちで連敗を2でストップ 同点の七回にオスナが勝ち越しソロ、八回は茂木、内山が2者連発
「ヤクルト5-2巨人」(9日、神宮球場)
最下位のヤクルトが接戦で競り勝ち、連敗を2でストップさせた。
5年目の内山をプロで初めて4番に据えるなど打線に再びメスを入れて臨んだ一戦。打線は1点を追う六回に先頭打者として遊撃内野安打で出塁した岩田が二盗を決め、続くサンタが左前適時打を放って同点に追いついた。2-2の七回にはオスナが左翼席にソロを運んだ。4月19日以来の2号で勝ち越した。
八回には3番・茂木が3号右越えソロ、4番・内山が1号左越えソロと2者連続弾でリードを広げた。
三回には守備のミスでつまずいていた。2死二塁。甲斐は高々と上がる内野フライとなったが、強風も吹く中、捕球しようとした遊撃手・赤羽のグラブをかすめ痛恨の落球。その間に先制点を献上した。ベンチの高津監督は思わず苦い顔だ。正遊撃手・長岡が「右膝の後十字靱帯(じんたい)損傷」のため戦列を離れておりウイークポイントを露呈していた。
先発した高梨は走者を出しても粘り、7回を7安打2失点(自責1)と力投した。




