巨人がダブル受賞 負傷離脱の岡本和真が月間MVP 投手部門は山崎伊織
日本野球機構(NPB)は9日、3・4月度の「大樹生命月間MVP」を発表し、セ・リーグでは投手部門が巨人・山崎伊織投手(26)、野手部門が岡本和真内野手(28)が受賞した。
自身通算4度目の同賞受賞となる岡本は、打率・304、7本塁打、23打点を記録。開幕から12試合連続安打を記録するなど、4番としてチームをけん引した。
自身2度目の受賞となる山崎は5試合に登板して4勝0敗、防御率0・00と抜群の成績。4月30日の広島戦(東京ド)では7回を無失点に抑え、セ・リーグ新記録となる開幕からの35イニング連続無失点の記録を打ち立てた。
岡本は、印象に残る一打に4月1日・中日戦(バンテリンD)での今季1号を挙げ「今季1号が出たところで、すごくホッとした。(1号が)早く出たのは良かったと思う」と話した。岡本は6日の阪神戦(東京ド)の守備で左肘を負傷し「左肘の靱帯(じんたい)損傷」と診断。全治には3カ月程度を要すると見られ、現在は2軍でリハビリを続けている。
現在、リーグトップタイの5勝を挙げて先発陣を引っ張っている山崎は「4月は走りきったと思う。前(前回受賞時)よりも良い数字で取れてうれしい」と喜びを表していた。





