巨人 坂本勇人が岡本不在の一戦で決勝打 今季初長打で再び首位浮上 山崎は無傷5連勝

 「巨人6-4阪神」(7日、東京ドーム)

 巨人が主砲・岡本が不在となった一戦で、1軍に緊急昇格の坂本の勝ち越し打が飛び出し、今季本拠地・東京ドームでの阪神戦初勝利を挙げた。

 巨人は初回1死二塁から若林が左翼への2ランを放って先制。阪神に同点に追いつかれるが、四回2死一塁で坂本が左翼線への適時二塁打で勝ち越すと、泉口、キャベッジにも適時打が出て計4点を勝ち越した。

 前夜の試合では、初回の守備で岡本が走者と交錯して左肘を痛めて負傷交代。この日、出場選手登録を抹消され、代わって不振で2軍調整中だった坂本が1軍昇格。「7番・三塁」でスタメン出場となっていた。

 開幕から35イニング連続無失点だった先発・山崎は、二回に二塁・吉川の悪送球で1点を失い、開幕からの連続イニング無失点記録は36回でストップ。4点リードの五回には森下の2ランを被弾し、5回6安打5失点(自責2)。それでも5勝目の権利を得てマウンドを救援陣に託した。

 その後は、七回1死一、二塁の危機も4番手・田中瑛が好調の森下を遊ゴロ併殺打に抑えるなど無失点。リードを守り切り、チームは連敗を止めて阪神と同率での首位に浮上した。

 大歓声に導かれてお立ち台に上がったた坂本は「久々の1軍の舞台で、こうやって歓声を受けられてうれしいです。昨日、家でテレビを見てて、巨人軍の4番ですから、和真の代わりにはなれないですけど、戻ってくるまでみんなで頑張ります」と語ると、またもスタンドからは大歓声が湧き起こった。

 一塁ベンチでは泉口、増田陸らがヒーローインタビューを眺めるシーンもあった。坂本は「和真がいなくなって心配してると思いますけど、ファンの皆さんも一緒になって頑張りましょう」と呼びかけていた。

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