オリックス・山岡 再出発の0封 今季初登板にファンから「お帰り~」に「うれしかった」
「オリックス3-7日本ハム」(6日、京セラドーム大阪)
オリックス・山岡泰輔投手(29)が“みそぎ登板”を果たした。2点ビハインドの五回に3番手で今季初登板し、吉田ら日本ハムの上位打者を三者凡退と手玉に取った。
「いい緊張感でマウンドに上がれて良かった。自分の思うようにバッターを抑えるってことだけを考えて投げました」
この日は「タイチャン」の背ネームが入った特別仕様ユニホームで登場。名前がアナウンスされた際はスタンドのファンから「お帰り~!」の大歓声を浴びた。
「本当にかなり大きい声でしたし、うれしかった。オリックスファンだけでなく日本ハムのファンの方も拍手してくれる人もいたんで」
違法なオンラインカジノ利用問題で一時活動を自粛し、再開後はウエスタンで8試合に調整登板。5日の試合から待望の1軍昇格を果たし、何かと重圧がかかる中、即結果を出してみせた。
岸田監督からはマウンド上で「まずは復帰できて良かった。これからだな」と声をかけられた山岡。「(今後は)任されたところで投げるだけと思います」と腕をぶした。