日本ハム・新庄監督 清宮の「魚雷バット1号」を分析「だから打ち方としては良くないよね(笑)」

 オリックスに勝利し、新庄監督(左)は清宮幸らナインを迎える(右は伊藤)=撮影・山口登
 6回、右中間に2ランを放つ清宮幸(撮影・山口登)
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 「オリックス3-7日本ハム」(6日、京セラドーム大阪)

 日本ハムが快勝。貯金3となった。

 3試合ぶりのスタメンとなった清宮が先制打。六回には3号2ランが飛びだし、リードを広げた。「魚雷バット」初アーチのおまけも付いた。

 清宮は3日の西武戦では失策し、2試合スタメン落ち。新庄監督は「ミスで迷惑かけて2日間外して、反省したと思うので。バッティングより守備をしっかりしないといけないという意識を持たせて。二の次がバッティングと打席でリラックスできたと思う」と、期待通りの活躍を喜んだ。

 魚雷バットの一発については、「あまり興味ない」としながら新庄監督の視点で分析。芯の部分が最も太く、先端部分に向けて細くなっている形状から「松本君にしても清宮君にしても普通のバットで普通に打ちにいって、手前に当たるから魚雷バットの効果が出るわけでしょ?芯に当てにいこうとしたら魚雷バットの効果がなくなる。そのへんの感覚は難しいんじゃないかな」と語った。

 続けて、「清宮君は魚雷バットを使って打ったってことは、差し込まれているんですよね。だから打ち方としては良くないよね(笑)。使ったことないから分からないけど。けど、結果が出たから」と笑った。

 メジャーでの流行を経て徐々にNPB選手でも使う選手が増えてきたが、「芯に当てるうまいバッターは魚雷バットを使う必要はない、とは思いますけど。いいんじゃないですか、最終的にはグリップの上くらいに、こう、芯がくるくらいのバットができたら手もしびれないし」と笑いを誘った。

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