楽天 サヨナラ打の渡辺佳が指揮官と熱く抱き合った背景とは 三木監督への特別な思いを明かす

 ポーズを決めるサヨナラ打の渡辺佳(右)とプロ1号の小森
 11回、代打でサヨナラ打を放ち、チームメートから手荒い祝福を受ける渡辺佳(中央左)
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 「楽天3-2ソフトバンク」(27日、楽天モバイルパーク)

 楽天が今季初のサヨナラ勝利。激闘の延長戦に終止符を打った渡辺佳明内野手が、三木監督の特別な思いを明かした。

 延長十一回だ。中島、宗山が安打、長打でつなぎ、無死二、三塁を作った。ここで代打・伊藤が申告敬遠で全部の塁が埋まり、三木監督は代打・渡辺佳を送り出す。攻めて、攻めて、攻める。渡辺佳は左越えのサヨナラ打を放ち、期待に応えると、歓喜のウォーターシャワーを浴びた。

 ベタベタになった体でナインと強いハイタッチを交わしながら、最後に待っていた三木監督と熱く抱擁した。

 試合後、渡辺佳はそのシーンについて、「(三木監督の)大きい体が待っていてくれていたので、思わず飛びついてしまいました」と照れ笑い。

 18年ドラフトで入団した渡辺佳と、19年から楽天2軍監督に就任した三木監督。渡辺佳は「1年目から見てもらっている。僕はすごく(1、2軍を)行ったり来たりしていたので、すごく感謝しています。三木さんも多分僕のことをすごくわかってくれていると思う。三木さんに(監督が)なって、いろんな思いが僕もある中で、こうやって1勝でも貢献できたっていうのはすごくうれしいです」と、感謝している指揮官への特別な思いを明かした。

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