巨人・岡本 再び2冠6号2ランから逆転2位浮上 Snow Manライブ花火直後の一発「風に助けられて何とか」
「ヤクルト4-6巨人」(19日、神宮球場)
男性アイドルグループ・Snow Manのライブが開催されている隣接の国立競技場で花火が上がった直後だった。六回2死一塁。巨人・岡本和真内野手がカウント0-2と追い込まれながら外角低めの直球を左中間スタンド最前列へ負けじと“神宮花火”。6号2ランで1点差に迫った。
「風に助けられて何とかホームランになってくれてよかったです」と振り返る。直前の花火には「知らなかった」と明かした。
この一発が反撃の口火となった。五回まで5安打、先頭打者を3度出しながら無得点と封じられていた。岡本の一発以降は毎回得点。七回に若林が逆転2点二塁打。八回には甲斐が左越え2号ソロ。1点差とされた九回には吉川の適時打で突き放した。
岡本の6号は佐藤輝(阪神)を突き放してリーグ単独トップ。打点も16に積み上げて末包(広島)と並んでトップタイ。現在2冠で、打率も小園(広島)に続く2位につける。「逆転して勝てたのは良かったと思います。変わらず、明日もまた頑張りたいと思います」。チームは2位浮上。頼りになる主砲は継続を誓った。





