楽天・藤平がリベンジの3者連続三振でほえた! 18日に打ち込まれた翌戦に与えられたやり返す舞台に「三振しか狙わない」
「楽天2-1ロッテ」(19日、楽天モバイルパーク)
楽天がホームでの連敗を「7」でストップ。今季初先発だった内もピンチの連続を踏ん張り続け、4回0/3からの継投もブルペン陣が耐え抜いた勝利だった。
本拠地では3日のホーム開幕戦で勝って以来、白星が遠ざかっていた。7連敗中という状況下で、三木監督が攻めた継投に出た。1点リードの八回には、18日に1/3回を3失点と打ち込まれていた藤平を投入。気迫のある三者連続三振で、守護神・則本へとつなぐ好リリーフで見事やり返した。
藤平は試合後、「(三振は)狙ってました」とキッパリ。「まだ前半戦。やられっぱなしだと、いいイメージで入ってこられるの嫌だったんで、もう三振しか狙わないぐらいの気持ちでマウンドに上がりました」と振り返った。
18日に打ち込まれた際、ベンチで呆然とする藤平に捕手・太田が寄り添い続けた。藤平は「去年からずっと一緒に組ませてもらって、打たれたら寄り添ってくれますし、いい時はこういう風に(ボールが)きているからいいよっていうのを伝えてくれる。昨日太田さんが来てくれて気持ち楽になりましたし、すごく助かりました」と感謝。
やり返す舞台をすぐにくれた三木監督ら首脳陣にも感謝の思いは尽きない。三木監督は藤平を含めた継投について、「もう絶対に何とかしなきゃダメなんだというマウンドの姿、そういうものがすごく良かった」と話した。



